上書き保存する前のエクセルファイルを自動で保存する方法
Excelには「上書き保存する前のファイル」を自動で保存する機能があります。
この機能を活用することにより、ファイル内容を元に戻したい場合や、ファイルが壊れた場合に復元できる可能性が高ります。
Excelで「何々カモ」という考え方はとても重要
保存前のエクセルファイルに戻せますか?
戻りたいところまで「Ctrl + Z」を押せば、戻りますよ。
いや、保存してエクセルファイルを閉じてしまった状態です。
その状態から保存前のエクセルファイルに戻したいのですが・・
別名で保存していなったのですね。
(詳しくは「保存済みのファイルでも、名前を付けて保存を使う場面」に記載)
面倒くさくて・・
ファイルが壊れるカモ、保存前のファイルを使うカモ、といったことはエクセル人として自覚しましょう。
はい、分かりました。
(そもそも人じゃないし、あなたはサルです。)
方法はあります。
詳しくは「バージョン履歴で保存前のエクセルに戻す方法(近日公開予定)」に記載しています。
ただし、バージョン履歴の場合、復元したいポイントに戻せないカモしれません。
なので、保存前のエクセルを自動でバックアップといったこともしておきましょう。
やり方を教えてください!
保存前のエクセルを自動でバックアップする方法
バックアップファイルの自動作成の設定をすると、Excelファイルを上書きした際に、そのファイルが保存してあるフォルダに、自動で上書き前のファイルが保存されます。
- 保存前のエクセルを自動でバックアップする方法
- 名前をつけて保存を表示(F12を押して表示)し、ツールを左クリック
- 全般オプションを左クリック
- 「バックアップファイルを作成する」にチェックを入れる
- OKを左クリック
- 保存を左クリック
これでファイルを上書き保存(Ctrl + S)すると、上書き保存前のファイルが「ファイル名のバックアップ.xlk」という名前で、元のファイルがあるフォルダの中にできます。
クリックして開こうとしたら、以下のような画面が出てきたのですが・・
上の図で表示されているメッセージは、以下のようになります。
- 「●●のバックアップ.xlk」を開こうとした際に表示されるメッセージ
- '●●のバックアップ.xlk'のファイル形式と拡張子が一致しません。
- ファイルが破損しているか、安全ではない可能性があります。
- 発行元が信頼できない場合は、このファイルを開かないでください。
- ファイルを開きますか?
仰々しいメッセージですが、気にせず「はい」を押して下さい。
「はい」を押していったん開き、その後に名前を付けて保存(F12)をします。
名前を付けて保存の際に、拡張子も「.xlk」から「.xlsx」に変わります。
名前を付けて保存の詳しい内容は「Excelの名前を付けて保存のショートカットキーはF12」に記載しています。
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- この記事を書いた人
- 都心綜合会計事務所
エクサル ExcelとTKC会計ソフトを連携した経理の効率化・HPの作成や運用・動画制作などを担当しています。
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